情報工作 2018 1 2

 私は、数か月前に、
アメリカが「第二次朝鮮戦争」を始めれば、
3日以内に終わると書いています。
 巷では、そういう戦争が起これば、
韓国と日本で100万人以上の犠牲者が出るというデマが流れていますが、
これは、一種の「風説の流布」のようなものです。
 このようなものは、北朝鮮の「情報工作」の一環として行われているものであり、
残念ながら、このような「工作」に引っかかってしまう政治家や評論家が多いのです。
 確かに、北朝鮮が韓国と日本に「先制攻撃」をすれば、
そういう数の犠牲者が出るかもしれませんが、
逆に、アメリカが北朝鮮に「先制攻撃」をすれば、
犠牲者は少ないものとなります。
 なぜかというと、北朝鮮には制空権がないからです。
現代において、制空権がない戦争があったら、すごい結果になります。
 さて、それでも、このようなデマが流布されるのは、なぜか。
それは、こうしたデマを信じる人が増えることによって、
誰が得をするかを考えれば、よくわかることです。
 それは、北朝鮮です。
北朝鮮は、とにかく時間を稼ぎたいのです。
 弾道ミサイルと核兵器の開発には、
資金も必要ですが、何としてでも「時間稼ぎ」をしたいのです。
 そのためには、北朝鮮は、まず韓国に対して「情報工作」を実施して、
次に、軍事に疎い日本に対しても「工作」を行っています。
 ついでに、アメリカのリベラル系で軍事に疎い人たちが、
格好の標的になるでしょう。
 さて、こう思う人がいるかもしれません。
「3日以内に終わる」というならば、「さっさと決着をつけろ」と。
 しかしながら、戦争を始めるならば、
戦後処理のグランドデザインを描いておく必要があるのです。
そこがもめていると、なかなか戦争を始められないのです。
 とりわけ、朝鮮半島は、
アメリカ、中国、ロシアという軍事大国の利害対立が激しいところなので、
そう簡単に利害調整ができないのです。
 もちろん、北朝鮮は、このような動きがあることを察知していますので、
このような「3者会談」が混乱するように、
ある時は、緊張緩和をしたり、
ある時は、突然、ミサイルを発射したりするわけです。























































































スマートフォンのトップページへ